数学力を伸ばすためには、「手を動かすことが大事①」

毎日暑い日が続きますね。今日は数学を学習する(指導する)ときに、私が特に重視している事の一つについて書きたいと思います。それは【手を動かしながら考える】ということです。

私は必ず、授業中に受験生が問題を解く様子を見るだけでなく、普段自習するときにどのようにやっているのか? 生徒に聞くようにしています。

そうやって多くの生徒さんを見てきた経験上、早く数学が上達する生徒さんは必ずと言ってよいほど積極的に手を動かします。答えまでの道筋がすぐに思いつく・つかないとは関係なく「書きながら」考えるアプローチを取っています。

また、なかなか成績が伸びない生徒さんに共通するのは、手を動かして考える習慣がない⇒テキストや板書を見ただけ、授業を聞いただけで理解しようとする)ことです。

そこで、手を動かす習慣がない(もしくは手を動かそうにもどうやって動かせばいいのかわからない)生徒さんには、次のようなPOINTを強調して教えています。

  • 問題文の中に文字が多く出てきたときは、具体的にn=1,2 ,3  などを代入してイメージをつかむ
  • 問題文の数式で迷ったら、数式をグラフにして考えてみる。簡単な例(y=x^2-4x-kの解の個数を知るためにy=x^2-4xのグラフとy=kのグラフを書いて共有点を調べる)
  • y’=sinx・(2cosx-1) の符号変化を調べるのに、 xとsinxと(2cosx-1)の3行の表を書いてみる
  • 授業で聞いて理解した内容を、一度自分の言葉でストーリーにして再現してみる(友人に説明してみる、というのもおすすめ)

《解法がわからないから手を動かせない、という人たちに伝えたいこと》

分からないからこそ、理解できない内容があるからこそ積極的に手を動かしてできる範囲を広げていくのです。その結果、問題自体がすぐに解けなくても、解説だけ読んでわかったつもりになるよりははるかにマシです。

時間のない受験生に、すべての問題でこの作業をやったほうがいいとまでは言いませんが、この作業を普段から意識的に取り入れていると、ひねった入試問題への対応力が大きく違ってきます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です