基本を徹底することが合格への最短距離

長くこの業界で仕事をしている関係者にとっては当たり前のことですが、私が出講している都内の医学部予備校でも話を聞いていると(基本や基礎はわかっているからそれよりも早く難問を)というスタンスの生徒が少なくありません。

溢れんばかりのWEBや書籍の情報に触れているため、鮮やかに難問を解くことができないと合格できないのでは?と思い込んでしまう受験生が毎年出てきます。

ここから、ものすごく重要なところです

A(典型的な基本問題)

B(典型的ではないが、基本問題の知識を組み合わせれば解ける標準的な問題)

C(難問系の問題=ほとんどの受験生が時間内に回答することが難しい問題)

受験する大学や年度によって内訳の比率は変わるものの、殆どの大学の入試問題はおおむねこの3つに分類することができます。

医学部入試に望む上での基本的な戦略はいたってシンプルです。1年という限られた時間を、AタイプとBタイプの問題の攻略にかけることです。
ここで陥りがちなのはBをすっとばしてCを攻略しよう、としてしまうことです。

あなたがよっぽど数学を得意としており、Bタイプの問題は時間内に解けたうえで時間が余るというのでない限りは、AタイプとBタイプの攻略に専念しましょう。

具体的にAタイプ問題とは、チャート式やFOCUSゴールドの(☆から☆☆☆)に分類されているような問題です。

実際にBタイプ問題でどれだけ得点できるかが医学部入試で合否を分けるのです。(Bタイプ問題とは、Aタイプ問題の要点知識を組み合わせて解くタイプの問題のこと)

A,Bタイプの問題を攻略するためには基本を徹底しましょう。基本を徹底するとはどういうことでしょうか?

①前回の記事にも書きましたが、教科書や参考書にある各章の導入部分に載っている数学用語の定義を自分で説明できるようにすること、がまず1つです。身近に教えてくれる先生がいるなら、自分が定義を説明できるかどうかを確認してもらうと良い、と思います。

②2つ目は定義された用語や式を使って各章の重要な定理を証明してみよう、とするスタンスを持つことです。(中には難しいものもあるので完璧でなくてもかまいません)

③Aタイプ問題が大方できるようになり、①と②もある程度進んだ段階までくれば、Bタイプ問題を解く練習をしましょう。この段階で解けない問題が出て来ても構いません。そのときに解説をなんとなく読んで終わらせるのではなく、【基本的な知識】のどこが不十分だったか?という視点を重視しましょう。

 

 

 

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